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初節句(男の子)の兜は誰が買う?名古屋での風習を調査!

最終更新日:2022年3月9日

我が家の息子の初節句。
義母から突然「五月人形はどうするの?」と聞かれ、恥ずかしながら何も考えていなかった私は、「へ?」と返してしまいました。
詳しく伺うと、お嫁さん側の親が用意するということを教えていただき、慌てて両親に相談したことがありました。

いろいろ調べると地域によって違うということなので、地元愛知県ではどうなのかを調べてみました。

初節句(男の子)の兜は誰が買う?

初節句の兜はどちらの親が買うのが良いのでしょうか?
愛知県内の人形屋さんのウェブページをいくつか調べてみました。

初節句に飾る五月人形は、お嫁さんの実家から贈るのが普通ですが、現在は、可愛いお孫さんのために両家で折半することもあります。

出典:はしもと人形

 

もちろん地域により風習は異なりますが、一般的には、母親の実家から用意するということがあります。
現代になりどちらの家族とも同居をしない場合も多く、気軽に赤ちゃんにも会いに行けることも多くなってきたため、必ずしも母親の実家が五月人形を購入するというわけではなく、父親の実家が五月人形を購入することもあります。

出典:味岡人形

 

端午の節句に飾る五月人形や鯉のぼりは、母方の実家が用意するのが昔ながらの風習ですが、最近では、それにこだわらない家庭も増えています。

出典:吉徳大光

 

答えは、「母方からが望ましい」です。

出典:中日新聞

このように、一般的にはお嫁さんの実家が用意していたのですが、近年では双方相談の上購入されるケースが多いようです。

我が家の場合はというと、主人が使っていた昔のものを継がせていただきました。そのかわり、鯉のぼりは私の両親が用意するということになりました。
主人の両親は岡崎市ですが、お嫁さん側が用意するということを話していたので、愛知県の多くはお嫁さん側が用意していたということになりますね。

なぜ嫁側が用意するの?

昔はご主人の両親と赤ちゃんが同居することが普通でしたので、節句のお祝いはご主人さん側が用意しおもてなしていました。
お嫁さん側のご両親はそこへ招待されることになります。
ご主人さん側が初節句の品を全部用意していたら、お嫁さんのご両親はおもてなしされるばかりで恐縮してしまいますよね。
そこで、お嫁さん側が初節句の品を用意することで双方のバランスをとるという喧嘩両成敗みたいな(違うか)ことが慣習となったそうです。

大西人形さんの話では、お嫁さんのご両親ががんばってすてきな初節句の品を用意することは、「孫のために立派な五月人形を揃えて、良い家のお嬢様をお嫁さんにもらった」とお嫁さんを立ててあげることにもなっていたのですね。

まとめ

男の子の初節句の品は、愛知県では以前はお嫁さん側が用意していたものの、近年では双方相談の上決めるケースが多いとのことでした。

我が家は主人が昔使っていたものを受け継ぎ、こいのぼりを両親に購入してもらいました。

私は義母さんから言われるまで、そのような風習があることを知りませんでしたのでかなり焦って用意してもらった記憶があります。無用なトラブルを避けるためにも購入する前に両方のご意見を聞いておきたいものですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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